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竹本工務店

2009年08月27日

瓦の鍾馗さんについて

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災いや魔から家や町を守る、屋根の上の瓦鍾馗。
瓦の鍾馗さんと言うと、江戸時代の文化、文政年間に書かれた石塚豊芥子の「街談文文集要」があります。
その中の「鬼瓦看発病」には次のような話が出ています。
文化二年(1805)の夏、京都三条の薬屋が家の棟に大きな鬼瓦を取り付けたのを、向かいの家の女房が看て気分が悪くなり病み伏してしまった。
いろいろ薬を飲ませたが効き目がなく、原因が向かいの家の鬼瓦だというので、深草の焼き物やに注文して鍾馗の像を作らせこちらの屋根にのせたところ、女房の病気はたちまち全快した。
と言うもので、この話が本当かどうかはともかく、鬼瓦と鍾馗の関係がうかがわれて面白いと思います。
また、この時代に瓦鍾馗があったことは、これより23年ばかりあとの文政十一年の銘のある立派な瓦鍾馗が滋賀県近江八幡市の「かわらミュージアム」にあることから、ほぼ間違いないと言えます。
奈良の古い集落を歩きますと、瓦鍾馗はお寺や神社のまわりか道の突き当たりにあり、それ以外の民家にはありません。これは最初の「文文集要」の鬼瓦対鍾馗のように、お寺の鬼瓦や神社の霊力に対してあげているので、「魔除け」「疫病除け」ではないようです。
寺の大きな鬼瓦に対しては戸口に貼る紙のお札よりも、同じく屋根に瓦の鍾馗像をあげた方がより効果的なのは確かで、このような用途で作られた瓦鍾馗がやがて鍾馗札に変わって一般の民家にもあげられるようになっていったのかもしれません。
posted by TAKEMOTO at 16:37| Comment(5) | TrackBack(0) | 施工例紹介
この記事へのコメント
最近でも営業中に車で走っていますとたまにみますよ! 気になったとこの視点が違うかもしれませんがかわらミュージアムってあるんですね〜。 初めてしりました。一度言ってみたいです。
Posted by 副資材の営業さん at 2009年08月28日 18:56
かわらミュージアム〜はちまん瓦〜
http://www.80000.jp/kawaramuseum/
良かったらどうぞ。
Posted by TAKEMOTO at 2009年08月28日 22:03
去年、広島へ社員旅行に行った時、屋根瓦と同色の鳥(海鳥?)の形をした焼物が飾られているお宅をたくさん見ました。これも、町や家を守ってくれているのかもしれませんね!
Posted by mj at 2009年09月05日 22:26
 最近 こういう物に興味があります
歳のせいか? 厄年のせいか?

 ちなみに かつぼーて 誰だか解りますか?

Posted by かつぼー at 2009年10月21日 21:48
TD勝H君か・・・ 多分そうやな 
瓦の鍾馗さん 棟に後付けするには棟を少々取り外して緊結線を出す必要があります。それでも軽微な施工で済むので付けますか?見積、出しますよ?大きさも色々ある。棟の高さに合わせるのがセオリーかな。冠の上にのせるタイプと棟にぶら下げるタイプがある。ちなみに家は冠の上にのせるタイプ。良かったらどうぞ。 
Posted by TAKEMOTO at 2009年10月22日 17:52
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